(株)東芝は25日、米MIPSテクノロジーズ社と次世代マイクロプロセッサーに関するライセンス契約を締結したと発表した。MIPS社が開発中の64bitRISCマイクロプロセッサー・コア『Ruby(開発コード名)』のライセンスを東芝が受けるというもの。Rubyは、最大1GHzの周波数で動作し、演算速度は750~1000MIPS。デジタルテレビ用のセットトップボックスなどデジタル家電での利用が考えられている。
東芝では、MIPS社が'99年末までに開発を行なうRubyの設計に基づいて、2001年を目標にセットトップボックス用マイクロプロセッサーの製品化を進めていくとしている。