日本電気(株)は6日、インテルが6日発表したPentiumII Xeon-450MHzを搭載したサーバーを発売した。『Express5800
100シリーズ』の3機種6モデルで、Windows NTに対応した基幹業務処理向けサーバーという位置付けになる。
『Express5800/180Ha』 |
『Express5800 100シリーズ』に追加された機種は『Express5800/180Ha』『Express5800/140Ha』『Express5800/140Ma』の3つ。CPUにすべてPentiumII
Xeon-450MHzを採用したタワー型モデルで、ハードディスクがホットプラグ対応となっている。『180Ha』と『140Ha』はPCIホットプラグもサポートしている。また、『140Ha』と『140Ma』は、CPUの2次キャッシュメモリが1MBで、CPUは最大で4基搭載できる。
『Express5800 600シリーズ』は、オフコンで使われていたOS『A-VX IV』の環境を、Windows
NT上でエミュレーションするミドルウェアが標準搭載されている。今回発表された『Express5800/690AD』は600シリーズの中でも最上位モデルとなり、2MBの2次キャッシュメモリを装備するPentiumII
Xeon-450MHzを最大で4基搭載できる。
●詳しい仕様は表の通り。
機種名 |
Express5800 100シリーズ |
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モデル名 |
Express5800/180Ha |
Express5800/140Ha |
Express5800/140Ma |
CPU |
PentiumII Xeon -450MHz/1MB (最大8個) |
PentiumII Xeon -450MHz/512KB (最大4個) |
PentiumII Xeon -450MHz/512KB (最大4個) |
メモリー |
256MB (最大8GB) |
128MB (最大8GB) |
128MB (最大4GB) |
HDD |
ディスクレス |
ディスクレス |
ディスクレス |
価格 |
552万円 |
175万円 |
145万円 |
出荷開始 |
1月6日 |
1月6日 |
2月5日 |
機種名 | 『Express5800 600シリーズ』 |
モデル名 | 『Express5800/690AD』 |
CPU | PentiumII Xeon-450MHz/ 2MB(最大4個) |
メモリー | 384MB(最大8GB) |
HDD | 8.6GBディスクアレイ×8 |
価格 | 4770万円 |
出荷開始 | 3月1日 |
なお、それぞれラックマウントタイプも同時に発売される。『Express5800/180Ha-R』の価格は562万円、『Express5800/140Ha-R』の価格は250万円、『Express5800/140Ma-R』の価格は220万円。出荷開始はいずれも2月5日。