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NTT、ADSL利用したサービスを'99年第3四半期に開始

1998年12月17日 00時00分更新

文● 報道局 清水久美子

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 日本電信電話(株)は、ADSL(非対応デジタル加入者線)システムを用いた伝送速度や品質などの調査“xDSLフィールド実験”を実施した。調査は今年2月より、関東、関西エリアの112モニターにおいて、ADSL装置をメタリック加入線に取りつけ、ウェブサービスを通して実験されたもの。その結果、NTTの交換センターまでの距離と下り伝送速度との関係は、下り500Kbpsで伝送した場合、線路長が2.5km以内ではすべてのモニターに接続が可能。また、下り1.5Mbpsで伝送した場合、線路長が1.5km以内ではすべてのモニターに提供可能という結果が得られた。ADSL利用したサービスは、プロバイダー向けに'99年第3四半期に開始され、NTTからユーザーへの下り速度が500Kbps、ユーザーからNTTへの上り速度が200Kbpsを予定。首都圏および大阪圏の一部エリアで提供されるが、料金、サービス内容は未定。

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