ソニー(株)と米Western Digital社は、AV用HDDの共同開発を行なうことで合意したと発表した。
両社は、ソニーのデジタル信号処理技術や磁気記録技術、Western
DigitalのHDD設計/製造技術を用いて、ホームサーバー等の次世代家電製品に利用できるHDDの開発を進める。
AV市場では、家庭内のパソコンやAV機器において相互コントロールを行なうホームネットワーク構想が話題となっており、大量のデータにアクセスするためのネットワーク中核製品“ホームサーバー”が必要になると予想されている。
開発に関しては、ソニーがアーキテクチャーやプロトコル分野を、Western
DigitalがHDD本体をそれぞれ担当する。両社は'99年3月末までに試作機を開発、評価を行なう予定。