文化オリエント(株)は14日、VisualBasicで利用するActiveXコンポーネント集『ActiveSuite』を発表した。'99年3月下旬の発売で、価格は7万8000円の予定。
ActiveSuiteは『ActiveThreeD Ver.2.0J』、『ActiveTreeView Ver.1.0J』、『ActiveListBar
Ver.1.0J』の3つの製品で構成されている。
ActiveThreeDは7個の3Dコントロールからなり、そのうちの6個はVisual
Basic 4.0(以下VB4.0)に同梱されていたThreed32.OCXを強化したもの。スクロールやスライドのエフェクト効果や複数画像の連続表示によるアニメーションを提供する。ActiveTreeViewは、階層構造(Tree)表示のデータ保持や、視角的変化をサポートするもの。VB4.0以降のProfessional版以上に添付されるツリービューコントロールの代替コントロールとして利用できる。ActiveListBarはOutlookに付属するOutlookバーの機能を拡張して、コントロールとして利用できるようにしたもの。管理するデータをグループ分けし、マウスで簡単に内容の確認や切替えを行なえるという。
なお、ActiveTreeViewと、ActiveListBarは同社のウェブサイトから単体での購入もできる。それぞれ価格は3万円と2万8000円の予定で、'99年3月下旬の発売を予定している。対応環境はWindwos
95/98/NT4.0上でVisual Basic 5.0日本語版以上が動作するもの。