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スイッチ・アーキテクチャーの高度化を目指した業界団体『Multiservice Switching Forum』設立

1998年11月27日 00時00分更新

文● 報道局 佐々木千之

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 MCI WorldCom、米シスコ・システムズ、ベルコア、AT&T、アルカテル、米アセンド・コミュニケーションズ、ブリティッシュ・テレコム、Fujitsu Network Communications、米ルーセント・テクノロジーズ、ノーテル・ネットワークス、Telecom Italia、Telia AB、US Westの、インターネットキャリアーおよびネットワークスイッチ機器メーカー13社は、23日、米国カリフォルニア州フリーモントにおいて、スイッチ・アーキテクチャーの高度化とAPIのオープン化を目的とした業界団体、『Multiservice Switching Forum(MSF)』を設立すると発表した。

 このフォーラムの設立で、キャリアーは複数のベンダーによるオープンなスイッチングシステムを開発することができるようになり、次世代の進んだ広帯域コミュニケーションサービスの開発が促進されるという。

 MSFで最初に提案されたワーキンググループはアーキテクチャー、スイッチコントロール、音声に関するもので、設立メンバー各社はスイッチコントロールのためのVirtual Switch Interface(VSI)プロトコルの暫定的なインプリメンテーションに合意している。また、IETFが標準化に向けて活動している、Voice over Internet Protcol(VoIP)のためのMedia Gateway Control Protocol(MGCP)とVoice over Asynchronous Transfer Mode(VoATM)サービスを支持するとしている。新規のワーキンググループに関してはフォーラムメンバー各社の必要に応じて追加される。

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