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【COMDEX/Fall'98】日本メーカーのブースをチェック

1998年11月18日 00時00分更新

文● 報道局 佐藤和彦

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 米ネバダ州ラスベガスで開催中の“COMDEX/Fall'98”。日本メーカーのブースには、日本ではまだ見ることのできない製品が数多く展示されていた。それらの製品を紹介する。

ソニーがメモリースティク付き『VAIO』などを展示

本体手前のボード部に“メモリースティック”用のスロットを2基搭載した『VAIO』
本体手前のボード部に“メモリースティック”用のスロットを2基搭載した『VAIO』



 ソニー(株)のブースでは、同社が開発したチューインガムサイズのフラッシュメモリー“メモリースティック”のコーナーを設置。メモリースティック用のスロットを2基搭載した『VAIO』のモックアップが展示されていた。このほか、メモリースティックに対応したウォークマンやデジタルビデオカメラなど、家電製品のモックアップも展示されていた。「市場で受け入れられる見通しがたてば、どんどん製品化していく方針」(ブースの担当者)という。

ウォークマン本体
ウォークマン本体



デジタルビデオカメラ
デジタルビデオカメラ



松下電器、米コンパックと共同開発したパソコン用DTV受信システムを展示



 松下電器産業(株)のブースでは、同社が米コンパック・コンピュータ社と共同開発した、パソコン用デジタルTV受信システムのデモンストレーションを行なっていた。受信チューナーとデコーダーボードの2枚組ボードをPCIスロットに装着することで、デジタルTV放送の受信と、ディスプレーへの画面表示が行なえる。OEM供給のみで価格は未定。出荷開始は'99年5月の予定。

実際に目で見ると、画像はもっと鮮明
実際に目で見ると、画像はもっと鮮明



シャープが、電子メール専用端末『TelMail』を展示

液晶は40字×8行表示可能
液晶は40字×8行表示可能



 シャープ(株)のブースでは、12月にアメリカで発売される電子メール専用端末『TelMail TM-20』を展示していた。“PocketMail”サービスという、日本の10円メールに相当するサービスを利用し、電子メールの送受信が行なえるという。価格は149ドル(約1万8000円)。日本での発売は未定。

本体下側に搭載されている音響カプラーを利用し、受話器に押しつけることでデータの送受信を行なう
本体下側に搭載されている音響カプラーを利用し、受話器に押しつけることでデータの送受信を行なう



カシオが、赤外線でパソコンとデータ交換を行なえる腕時計『PC-Unite』を展示

 カシオ計算機(株)のブースでは、赤外線通信でパソコンとデータ送受信できる腕時計、『PC-Unite』を展示していた。スケジュールや電話番号などのデータを、『Microsoft Outlook』とのあいだで交換可能。

『PC-Unite』、右上に見えるのは、パソコン側の赤外線通信ポート『PC-Unite』、右上に見えるのは、パソコン側の赤外線通信ポート

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