日本電信電話(株)は26日、“テレチョイス”と“INSテレチョイス”において、市外通話料金が30%割引となる新プランを提供するため、郵政大臣に許可申請を行なった。また同時に、“テレワイズ・ワイド”においても、フリーダイヤル通話を割引対象とする新サービスを許可申請した。許可後は速やかにサービスを開始する予定。
“テレチョイス”は、毎月一定額を支払うことで、あらかじめ指定した市外局番の通話料金を割り引くサービス。全時間帯を対象とし、回線単位で月ごとに割引料金を適用する。現在、電話回線とISDN回線において、それぞれ月10%と15%の割引プランがある。今回申請した新プランは、電話回線を対象に1市外局番を月100円で30%割り引く“テレチョイス30”と、ISDN回線を対象に2市外局番を月200円で30%割り引く“INSテレチョイス30”の2つ。テレチョイス契約の際は、テレホーダイ・タイムプラス・エリアプラスのいずれか1つと同時契約が可能。サービスの開始は11月上旬が予定されている。
“テレワイズ”は、毎月一定額を支払うことで、あらかじめ指定した事業所単位の回線グループにおける市外通話料金を割り引くサービス。今回の申請では、割引対象にフリーダイヤル通話も含まれることになった。ただし、一般料金明細とフリーダイヤル料金明細を記録することが条件となる。“テレワイズ・ワイド”の契約対象は、加入電話と着信用電話。“INSテレワイズ・ワイド”の契約対象は第1種総合ディジタル通信サービスと第2種総合ディジタル通信サービス。両サービスとも全時間帯を対象とし、回線群単位で月ごとに料金を割引適用する。サービスの開始は11月下旬を予定している。