シークエント コンピューターズ ジャパン(株)は、Pentium II
Xeon-400MHzを搭載したサーバー『NUMA-Q 2000 Model E300』を26日に発売する。同製品は、同社が開発した“NUMA(Non-Uniform
Memory Access:不均等メモリーアクセス)アーキテクチャー”を搭載したサーバーで、OSはUNIXに対応している。『NUMA-Q
2000 Model E300』では、従来製品よりも、価格性能比で4倍に処理能力が向上したという。
同製品は、1MBの2次キャッシュを搭載したXeonプロセッサーが最大64基、メモリーが最大64GB、18GBのHDDが最大9基まで搭載可能。最小構成(Petium
II Xeon-400MHz1基、メモリー1GB、18GB HDD1基)で、価格は3000万円から。
David Runacres社長 |
David Runacres(デヴィド・ラニカー)同社社長は、「データウェアハウス向けを中心に、初年度1~2億円の売上をめざす」と語った。
また、同社は『NUMA-Q 2000』の下位モデルで、UNIXとWindows NTに対応した『NUMA-Q
1000』を'99年第1四半期に発売することも明らかにした。仕様や価格などは未定。
『NUMA-Q 2000』(左)と'99年発売予定の『NUMA-Q 1000』 |