SAPジャパン(株)は、9月14日に東京江東区・青海フロンティアビル内に移設した同社の開発拠点SAP
Labs東京開発センター(通称“SAPラボ東京”)を、21日、プレス向けに公開した。SAPラボ東京の開発者数は約200人で、ドイツSAP本社の約4000人、米カリフォルニア州のパロアルト研究所の500人に次ぐ規模。研究所長を務めるTom
Shirk(トム・シャーク)SAPジャパン副社長は、「ここでは、SAP製品の日本語ユーザー・インターフェースや、基幹業務システムとPDAとのデータ交換を行なうためのミドルウェアの開発を行なう」と説明している。
Tom Shirk SAP Labs東京開発センター所長 |
ソフトのユーザー・インターフェースの検討を行なうための部屋。奥の部屋でユーザーにSAP製品を操作してもらい、手前の部屋でマジックミラー越しにその様子をモニターする |
開発者用のブース。4人一組で作業を行なう |