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NOVA情報システム、絵本形式の英語教育ソフトを発売

1998年10月19日 00時00分更新

文● 報道局 白神貴司

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 (株)NOVA情報システムは、3才から10才までの子供を対象とした英語教育ソフト『リトルフット』を29日に発売する。同ソフトは、『THE LAND BEFORE TIME』(開発は米Sound Source Interactive社)の日本語版で、キャラクターにはアメリカで人気の高い、同名の恐竜アニメに登場する主人公を採用している。ブロントザウルスの子供“リトルフット”が、家族や仲間と旅をしながら成長していくストーリーが、アニメーションを交えて展開される。



 ストーリーや会話を、ネイティブスピーカーによる音読で収録しているのが特徴。アニメストーリーは全31シーンの絵本形式で展開し、シーンの途中で日本語と英語を自在に切り替えることが可能。パッケージに同梱される絵本の物語のまわりにはキーワードとなる英単語がイラストとともに配置され、イメージから英語をダイレクトに理解できるように工夫されている。

 同梱されるアルファベット学習シート“リトルフットのABC”では、“c”に“すぃー”など独自のルビがふられており、発音の手助けとなる。ミニゲームも用意されており、絵の中に隠れているキャラクターを探したり、クイズ形式で単語を学習したりすることができる。

 “恐竜物知りシート”を印刷することも可能で、このシートを使って恐竜について学んだり、塗り絵を楽しむことができる。説明文は日・英両方を収録。

 『リトルフット』は英語の文法や構文を覚えるためのものではなく、英語のリズムを体で覚えて、英語という言語に慣れることが第一の目的。同社では、これを本格的学習の前段階である“プレスタディ”と位置づけており、英語を学ぶための土台作りを狙いとしている。このため、音感やリズム感が発達段階にある3~6才の子供が使用したときに、もっとも効果があがる。

 CD-ROMのほか、アルファベット学習用シート“リトルフットのABC”と、ストーリーに沿った内容の絵本“おやこえほん”が同梱される。マニュアルではマウスのクリックやドラッグなど基本的な操作の解説も用意され、両親がパソコン初心者でも安心して使えるように配慮されている。Windows 95/98対応で、価格はオープンプライス。全国のPCショップのほか、書店での販売も行なう。

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