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【お知らせ】ASCII24読者アンケート集計Vol.3~購入検討機種は“自作”がトップ~

1998年10月16日 00時00分更新

文● 報道局 西川ゆずこ

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 9月21日から25日まで実施したASCII24読者アンケートの集計がまとまりましたので、ご報告いたします。質問項目は、「現在、主に使っているパソコンのCPUは」「購入を検討している機種は」などで、よく使われているCPUはインテル、購入検討機種では自作がトップで、続いて『VAIO PCG-C1』、『iMac』が人気のある機種という結果となりました。また、アンケートの母集団については、下記を参照してください。
http://www.ascii.co.jp/ascii24/call.cgi=issue/981005/topi04.html

主に使っているパソコンの機種は“自作”

 「現在、主に使っているパソコンの機種は」という質問では、自作が22%と大きくリード。これは、ASCII24の読者は、かなりコンピューターに濃い人たちが多いことを示している。

表1


有効回答数 134/134

 「そのパソコンのCPUは」という質問では、やはりインテル製のCPUを使っているユーザーが71%と優勢。

表2


有効回答数 132/134

 それでも、自作マシンを所有している人が多いことから、インテル互換プロセッサーを搭載している読者もいるようだ。大手PCメーカーでは、富士通(株)やコンパックコンピュータ(株)がAMD製のプロセッサーを搭載するコンピューターを販売している。AMD製プロセッサーを搭載している読者は14%。この数値、市場の動向と比較して、ASCII24の読者では、若干AMDの比率が高いようだ。AMD以外にも数社がインテル互換CPUを製造・販売しているが、ここでは辛うじてCyrixがランクインしている。

表3



有効回答数 65/134

 「購入を検討している機種は」、やはり読書の特徴を反映してか、自作が首位の22%。そんなマニアックな読者が多いなかでも、最近の人気PC、話題を読んでいるソニー(株)のVAIOシリーズ、アップルコンピュータ(株)のiMacは気になる存在のようだ。メーカー別に見ると、ソニーの製品を検討している読者は20%。アップルの製品の購入を検討している読者は19%だ。

 中でも人気機種は、CCDカメラを搭載し、モバイルコンピューターに新しい展開をもたらした『VAIO PCG-C1』。そして、ボンダイブルーのカラーを採用、そのデザイン性だけでなく、G3搭載とスペック的にもすごさをアピール、思いきった価格設定で話題になった、『iMac』はともに回答率が11%と、首位を分かちあっている。

購入検討機種のタイプはノートやCE

表4


有効回答数 65/134

 購入検討機種をタイプ別に見ると、やはり、ノート、CEを含む携帯端末系が42%と半分以上の読者の支持を得ている。すでにコンピューターを所有しているからか、それにしても、携帯端末機種の動向は見逃せない。

表5


有効回答数 66/134


 今後、「購入を検討しているパソコンのCPUは」というと、俄然インテルが優位。インテルの比率は、所有機種のCPUの(グラフ参照)71%から、64%と若干落ちているが、やはり人気は強い。今後、AMDやCyrix以外のメーカーも、インテル互換CPUを製造するという話もあるから、その点も含めて選択幅が増えて、競争が起きて、価格が安くなればおもしろい展開になるだろう。

購入の決定要因は価格関連

表6


有効回答数 131/134

表7


有効回答数 57/134


 そして、「パソコンを購入する際、一番重要な要素は」という質問では、まず第一に昨今の不景気を反映して、皆財布の中身が気になるようだ。価格・コストパフォーマンスの項目を合わせると29%もの読者が重要な要素と考えているようだ。「購入を検討しているパソコンの価格」の質問項目から、価格帯も10万円から30万円が半分以上の60%を占める。また、コンピューターのスペックはもちろん重要なのだが、その中でも俄然一番気になるのはCPU(回答率は14%)のようだ。

表8


有効回答数 130/134

 「パソコンを購入する際、二番目に重要な要素」は、ここでも先ほどと同様に価格。注目すべき点は、コストパフォーマンスを挙げる読者が先述の14%(表7参照)から2%に減少している。おもしろいことに、デザインが6%から16%に浮上している。やはり、中身も気になるけど、外観もということだろうか。それなり、コンピューターに慣れ親しんできていりので、一番重要な要素とまではいかないけど、せっかく購入するのなら、かっこいいデザインをいうことだろうか。中身は説明しないと分からないけど、デザインは無言でアピールする。コンピューターに詳しくない人にも「これはすごいのよ」と見せつけることができるもの。ほか、注目すべき点は、2番目にサポート、スペックの中でも具体的にHDDやメモリーを記述していることである。

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