セキュリティーソリューションを専門とする米アクセント・テクノロジーズ社は、100パーセント出資子会社であるアクセント・テクノロジーズ(株)の設立を発表。本日、記者会見を行なった。代表取締役社長には、京セラ(株)、デルコンピュータ(株)を経て8月、同社に入社した伊藤一彦氏が就任。まずはひとりで業務をスタートする。
アクセント・テクノロジーズ代表取締役社長に就任した伊藤一彦氏。「当面、13社とパートナー契約を結び、間接販売を行なっていく」 |
米アクセント・テクノロジーズは、セキュリティー管理ソフト『Enterprise
Security Manager(ESM)』やトラフィック監視ソフト『Intruder Alert(ITA)』を中心としたセキュリティー関連製品の開発・販売、およびコンサルティングを業務としている。今年の2月には米Raptor
Systems社と合併。'97年の両社の売上は合計で7000万ドル(約84億円)にのぼる。
米アクセント・テクノロジーズ社長兼CEOのJohn C.Becker(ジョン・C・ベッカー)氏。「あらゆるターゲット層、あらゆるカテゴリーのセキュリティーソリューションを提供していきたい」 |
これまで、日本でも製品の販売は行なっていたが、いずれも英語版だった。記者発表会では、日新電機(株)がESM、ITAおよびセキュリティーの弱点を検出する『NetRecon』の3製品を日本語化する予定があることも発表した。まず、『NetRecon』日本語版を11月初旬に、そして残り2製品を来年3月に発売する予定だという。
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