米インテル社は、10月6日(現地時間)、Pentium II Xeonプロセッサーの450MHz版を発表した。同プロセッサーは、デュアルプロセッサー仕様のワークステーションとサーバー向けにデザインされたもの。2次キャッシュは512KB。システムバスは100MHz。対応チップセットは、現状では1または2個のプロセッサー搭載システム向けの『440GX
AGPset』となる。価格は1000個受注時で824ドル(約11万円)。なお、4基搭載サーバー向けプロセッサーは、来年のはじめに発表する予定という。
(インテル社のホームページより) |
同プロセッサー搭載システムを米コンパックコンピュータ社、米デルコンピュータ社、富士通(株)、米ゲートウェイ2000社、米ヒューレット・パッカード社、米IBM社、NECなど各社が今月発表する予定。
なお、同日、米コンパックコンピュータ社と米デルコンピュータ社が同プロセッサー搭載ワークステーションを発表した。
米コンパックコンピュータは、Pentium II Xeon搭載ワークステーション『Compaq
Professional Workstation SP700』ラインを発表した。同-400MHzを含め、同-450MHz搭載ワークステーションを発表した。同-400MHz搭載、128MBのSDRAM、4GBのWide-Ultra
SCSI HDD搭載ワークステーションの価格は3599ドルから(約47万円)。同-450MHz搭載ワークステーションは3849ドル(約50万円)から。
米デルは、新たにPentium II Xeon-450MHzを搭載するモデルを『Dell
Precision Workstation 610』ラインに追加した。同-450MHz搭載、64MBのRAM、4GBのHDD搭載ワークステーションの価格は3266ドル(約43万円)から。