日本電気(株)は、USB対応カラーインクジェットプリンター『PICTY700』、『PICTY900』の2製品を発売する。価格は、『PICTY700』が2万7800円、『PICTY900』が4万4800円。出荷開始は『PICTY700』が10月1日から、『PICTY900』が10月23日から。
『PICTY700』 |
『PICTY700』は、6色カラーインクに対応。“フォトプリント機能”により、解像度はカラー出力時で最大1200×600dpiを実現している(フォトプリントを使わないときは600×300dpi)。A4サイズにも対応しており、印刷速度は、モノクロ印刷で毎分5枚、カラー印刷で毎分1.7枚。オプションのUSBプリンターケーブル(6700円)を使用することで、USBインターフェイスも使用可能。
『PICTY900』 |
『PICTY900』は、USBインターフェイスを標準で装備。“スーパーフォトプリント機能”により、解像度がカラー出力時で最大1200×1200dpiを実現している(フォトプリントを使わないときは600×600dpi)。ホームページの画像など、解像度の低いデータも、擬似的に変換して出力できる“フォトシャープナー機能”も搭載。A4サイズ対応で、印刷速度は、モノクロ印刷で毎分8枚、カラー印刷で毎分5枚。また、印刷データを拡大して分割印刷する“分割拡大印刷機能”も搭載している。A4サイズの用紙で最大、縦4枚×横4枚、計16枚印刷出力を貼り合わせることで、ポスターや、営業成績表などの作成もできる。
両製品に共通して、年賀状や垂れ幕などを作成できる『WINDOWS DRAW
6 LE版』なども同梱されている。そのほか、今後発売される同社のPC『PC98-NX』シリーズに、
順次プリンタードライブがプリインストールされる。
Windows 95/98/NT4.0に対応。『PICTY700』は初心者を、『PICTY900』はビジネスユーザーなどパワーユーザーをターゲットとし、両製品合わせて、月間2万5000台の販売を目指すという。