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TODAY'S NON-STOP NEWS vol.3

1998年09月17日 00時00分更新

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●松下電工、IEEE1394コネクターを発売

 松下電工(株)は、PC周辺機器および家電、電子音楽器向けにIEEE1394インターフェース用コネクター『IEEE1394コネクタ』を発売した。金属シェルカバーを採用して耐久性を高めたほか、接続端子の配列を、従来の1列配列から千鳥配列に変更するなどして、高周波特性の向上を図ったという。価格はSMD端子を採用したレセプタクル(受け側)タイプが135円で、差し込み側のプラグが150円、ケーブル付きのものが70センチで1750円、2メートルで2450円、4.5メートルのもので3750円となっている。
http://www.mew.co.jp/

●モトローラ、大容量オンチップメモリーとコプロセッサー搭載のDSPを発表

 米モトローラ社は、192KBのSRAMと、6チャネルのDMA(ダイレクトメモリーアクセス)、EF(エンハンストフィルター)コプロセッサーを搭載したDSP(デジタルシグナルプロセッサー)『DSP56307』の出荷を開始した。同製品は、24bitDSPコアとEFが並列に処理を実行できる。内部クロック周波数は100MHz。コア性能が100MIPS、EFコプロセッサーが70MIPSの、合計170MIPS相当の性能を発揮するという。196ピンのPBGAパッケージで供給され、価格は、1万個一括受注の単価は6800円。
http://www.mot.com/SPS/DSP/products/DSP56307.html



●モトローラ、通信用PowerPCマイクロプロセッサーを発売

 米モトローラ社は、通信用組み込み型PowerPCマイクロプロセッサー『MPC8260 PowerQUICC II』を発表した。同製品は、PowerPCコアに『EC603e』、コミュニケーションプロセッサーモジュール(CPM)、システムインターフェースユニット(SIU)をワンチップに搭載したもので、PowerPCコアとCPMが効率よく動作できるように64bit幅と32bit幅の2つのバスを採用している。PowerPCコアは周波数が100~200MHzで、MIPS値は140(100MHz)~280(200MHz)、CPMの周波数は133または166MHz。合計710MIPSまでの通信をサポートする。サンプル出荷は今年の第4四半期で、価格はCPMが133MHzの製品が1万5000円(1万個ロット時)。量産開始は'99年第2四半期より。
http://www.mot.com/SPS/RISC/netcomm/prod/eppc/MPC8260.html

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