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沖電気、コンパック、米GlobeSet社が、インターネット電子決済システムで業務提携

1998年09月03日 00時00分更新

文● 報道局 佐藤和彦

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 沖電気工業(株)、コンパックコンピュータ(株)、米GlobeSet社の3社は、“SET1.0(Secure Electronic Transaction Ver.1.0)”に対応したインターネット電子決済システムに関し、業務提携したことを発表した。今回の提携により、3社は、日本市場向けのシステムの開発、マーケティング、販売、サービス・サポートを共同して行なう。

 まず、コンパックは、米GlobeSet社が開発した、SET1.0準拠のインターネット電子決済システム『The GlobeSet Payment System』をベースとして、『iTP(internet Transaction Protocol) Payment Solution』の日本語版を開発、10月より販売を開始する。



 沖電気は、この『iTP Payment Solution』をハードウェアに組み込んで、『Informerce Systemシリーズ』という名称で、10月より販売、SIとしての活動も行なう。『Informerce Systemシリーズ』は、仮想店舗を構築するためのソフト『Infomerce Store』、商品管理や会員管理などの電子モールの運営に必要な業務を行なうソフト『Informerce Mall』、Webアプリケーションを構築するための『Informerce Server』の3ソフトで構成されている。

 沖電気工業の前田裕取締役金融システム事業部長は、「『Informerce Systemシリーズ』のベースとなる、米GlobeSet社の『The GlobeSet Payment System』は、4つのコンポーネントのうち3つが、SET1.0に準拠していることを証明する“SET Mark”を取得しており、残りの1つも近日中に“SET Mark”を取得できる見通しです。“SET Mark”は、インターネット上の電子商取引のセキュリティーが確保されていることを証明するもので、日本で、“SET Mark”を取得した製品が、初めて発売されることになります。日本では、SETをベースに、日本電気(株)、富士通(株)、日立製作所(株)が開発したSECE(Secure Electronic Commerce Environment)が主流で、電子決済ソリューションの分野では、この3社がシェアの上位を占めています。しかし、『Informerce Systemシリーズ』は、2000年までは1000セットを販売し、日本でのシェアトップをめざしたい」と挨拶した。

 また、コンパックの吉田雅彦第3営業本部本部長は、「コンパックが開発し、10月に発売する『iTP Payment Solution』を、当社のPCサーバー『ProLiantファミリ』に搭載して販売する計画もあるが、沖電気の『Informerce Systemシリーズ』への供給が中心となります。また、米コンパックと合併した米DECが運営していた電子決済システム“Millicent”は、今後も継続してサービスを提供する。『iTP Payment Solution』と、併売することになるだろう」と述べた。

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