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米ネットスケープ、『Netscape Communicator 4.06』を発表

1998年08月18日 00時00分更新

文● 報道局 西川ゆずこ

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 米ネットスケープ・コミュニケーションズ社は、8月19日(現地時間)、『Netscape Communicator 4.06』を発表した。同バージョンでは、問題となっていたMessengerのセキュリティーホール、200文字以上の長いファイル名のメール問題を解決した。

 加えて、『Communicator 4.5PR1』の機能が一部先取りされている。ユーザーにパーソナライズしたサービスを提供する“My Netscape”のTool barへのボタンの追加。同社の運営する情報サイト“Netcenter”との連携を強化する“Smart Browsing”戦略に基づく機能の追加である。“Smart Browsing”は、Navigatorのlocation barに直接キーワードを入力するだけで、検索結果が出力できる“Internet Keyword”、閲覧しているWebページと関連したWebサイトを検索、表示する“What's Related”や、Webコンテンツを内容などによってフィルタリングする“NetWatch”などの機能から構成されている。

 このほか、JDKのサポートの改善が行なわれる。さらに、米マクロメディア社のFlashプラグインとMacintoshユーザーのため、Netscape MessengerにEudoraからEメールとアドレス帳をインポートするEudoraインポートユーティリティがbuilt-inされた。なお、日本語版は、米国版リリースから10日ほどでリリースされるものと見られている。

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