インターネットのドメイン名の管理などを巡る会議IFWP（International
Forum on the White Paper）が24日から25日にかけてスイスのジュネーブで、8月12日から13日にかけてシンガポールで開催される。
IFWPは、インターネットのドメイン名やIPアドレスの技術的管理を民間に移管しようとして米国政府が提案した『White
Paper』に対し、世界各地の勢力が討論する会議。サービスプロバイダー、コンテンツの開発者、商標保持者、ネットワーカー、国際的NGO、政策論者、エンドユーザーなど、幅広い層の人々が集まる。
南北アメリカを対象にした会議が今月1日から2日まで米国バージニア州レストンで開催されたのを皮切りに、欧州、アフリカ、中近東を対象にした会議が24日から25日まで（スイスのジュネーブ）、アジアと太平洋を対象にした会議が8月12日から13日まで（シンガポール）開催される。
シンガポールの会議には、(1)APNG（Asia Pacific Networking Group）、(2)APNIC（Asia
Pacific Network Information Center）、(3)APIA（(Asia & Pacific Internet Association）、(4)APPLe(Asia
Pacific Policy and Legal Forum）、(5)APDIP（Asia Pacific Development Information
Program）of UNDP（United Nations Development Program）、(6)PAN（Pan Asia Networking）of
IDRC（International Development Research Centre）などが、参加を表明している。
日本からはAPIA事務局長の会津泉氏（アジアネットワークリサーチ）などが、幹事格で参加する。（報道局 中野潔）
・IFWP
http://www.ifwp.org/
・APNG
http://www.apng.org/
・APNIC
http://www.apnic.net/
・APIA
http://www.apia.org/
・APDIP
http://www.undp.org/undp/fomys/launch.htm
・PAN
http://www.panasia.org.sg/
