ニチメンデータシステムが医療画像管理ソフト『Secured DICOM Server』、『ImageAXS Pro-Med』の2製品を発表
1998年07月16日 00時00分更新
ニチメンデータシステム(株)は、医療向け画像管理ソフト『Secured
DICOM Server』、『ImageAXS Pro-Med』の2製品を7月14日に発表した。
ニチメンデータシステム代表取締役社長の東井康恩氏 |
『Secured DICOM Server』は、医療現場で発生する画像、患者情報、撮影条件、レポート、音声などマルチメディアデータを統合管理する医療用画像管理サーバーである。世界基準である医用デジタル画像の通信・保存規約のDICOM(Digital
Imaging and COmmunications in Medicine)Ver3.0に対応。セキュリティーコントロール機能は公開鍵方式である。
米Digital Arts & Science(デジタルアーツアンドサイエンス)社が開発した『ImageAXS
Pro-Med』は、DICOMに対応した医用画像管理、表示のソフトウェアである。手術時の音声入力やコントラスト・ガンマ補正もできる。
『Secured DICOM Server』の対応OSはSunのSolaris、SGIのIRIX、WindowsNT。発売はSolaris版が8月上旬、IRIX版が8月下旬予定。WindowsNT版は今年中に出荷予定。価格は基本構成で700万円から。『ImageAXS
Pro-Med』はWindows95/98/NT4.0対応。将来的にはJava版を出す見込み。発売は8月1日で価格は19万8000円。'98年9月30日まではキャンペーン価格の15万円となっている。2製品とも販売はニチメンデータシステム(株)と(株)デジコムの協業である。(報道局 降旗敦子)
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