●インテル、『Intel Express ギガビット・スイッチ』と『Intel
PRO/1000ギガビット・サーバ・アダプタ』を発表
インテル(株)は、GBit Ethernet対応スイッチ『Intel Express
ギガビット・スイッチ』と『Intel PRO/1000ギガビット・サーバ・アダプタ』を発表した。『Intel
Express
ギガビット・スイッチ』は、米ルーセント・テクノロジー社と共同開発したもので、1000BASE-SXのポートを7つ装備する。32Gbpsのクロスバー方式スイッチング処理能力によって、すべてのポートでノンブロッキング性能を提供する。拡張モジュールとして、『1000BASE-SX』、『1000BASE-LX』、『10/100BASE-TX』と『100BASE-FX』が用意されている。価格は198万円(各モジュールは別売)。出荷予定日は31日。『Intel
PRO/1000ギガビット・サーバ・アダプタ』は、メディアアクセスコントローラー、RAM、64bitのPCIインターフェースをひとつのチップに集積したインテルの82542ギガビット・イーサネット・コントローラーをベースにしている。価格は15万2000円。出荷予定日は31日。http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press98/980707a.htm
●シーラス・ロジック、DSPベースのPCIマルチオーディオチップ『CS4622』と『CS4624』を発表
米シーラス・ロジック社は7月6日(現地時間)、DSPベースのPCIマルチオーディオチップ『CS4622』と『CS4624』を発表した。『CS4622』は映画、放送、デジタル衛星、DVDビデオのデジタルオーディオ規格であるDolby
Digital(AC-3)に対応しており、6チャンネルの3Dバーチャル化により2スピーカーでのマルチ・スピーカー・プレイバック・システム効果を提供することも可能。『同22』のオーディオプロセス能力300MIPS、『同24』は255MIPS。パッケージは128ピンTQFP。価格は10万個で『同22』が14ドル(約1950円)、『同24』が11ドル(約1530円)。量産出荷は8月を予定。http://www.cirrus.com/news/products98/news-product30.html
●帝人コグノス、『Impromptu 5.0J』を発表
帝人コグノス(株)は、データ検索およびレポーティングソフト『Impromptu
5.0J』を発表した。同バージョンでは、新しくマルチクエリー機能を採用、サブレポートやドリルスルーレポート機能、多段クロス集計レポート作成機能などを追加し、レポート作成機能を拡張した。また、米IBM社の『IBM
DB2』ユニバーサルデータベースへのネイティブ接続をサポートする。『Impromptu
5.0J』は4つのモジュール、『Impromptu Administrator』(12万8000円)、『同User』(1ユーザー版で9万9800円、10ユーザー版で90万円)、『同Request
Server』(256万円)と『同Server Connector』(1ユーザー版で1万5000円、10ユーザー版で14万円)で構成される。対応OSはWindows95/NT4.0。出荷は9月下旬を予定している。http://www.cognos.com/jp/