●公開実験サイトへの参加企業が増加し、MilliCentに普及の兆し
米コンパック・コンピュータ社と米DEC社が推進する小額電子商取引システム“MilliCent”の公開実験に、6月の1ヵ月間で新たに6社のコンテンツプロバイダーが参加し、全部で36社になった。日本ディジタル
イクイップメント（株）の担当者によると、実際にショップを立ち上げている前述の企業のほかに、内部で実験を行なっている企業が世界規模で約300社あるという。またこれまでに7000ユーザーがワレット（支払いを行なうための電子財布）をダウンロードしており、着実に利用者を増やしているという。なお同実験は、'98年1月より6月末までサンプルマネーを用い、7月からは実際のお金で行なわれる予定だったが、6月のコンパックによるDEC買収の影響で、年末までサンプルマネーによる実験を継続するという。http://www.millicent.digital.com/
●ジャストシステムと日本テレコムがグループウェアで協業を推進
(株)ジャストシステムと日本テレコム（株）は、ジャストシステムのイントラネット向けグループウェアサーバー『JOSS』と日本テレコムのインターネット接続サービス“ODN”（オープンデータ通信網サービス）によるイントラネット環境のグループウェアの普及に向けて協業することで合意した。今後、双方のチャネルで共同マーケティング活動を実施するとともに、JOSSとODNを利用した共同企画の製品をユーザーに提案していくという。・ジャストシステム
http://www.justsystem.co.jp/news/index.html
・日本テレコム
http://www.odn.ne.jp/
●ECOMが消費者の電子商取引に対する意識調査結果を発表
電子商取引実証推進協議会（ECOM）が、電子商取引（EC）に関する意識調査をビジネスマン層を中心に5月に実施、その結果を7月7日にWebで公開する。それによると、電子商取引という言葉については、96%が「言葉は聞いたことがある」あるいは「良く知っている」と回答。ECで買物の経験があるのは14%。またECで購入してもよい金額の平均は、男性が1万7000円、女性が1万2500だっだという。http://www.ecom.or.jp/
