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【WINDOWS WORLD Expo】気になる展示をピックアップ

1998年07月03日 00時00分更新

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 今日で“WINDOWS WORLD Expo/Tokyo98”も3日目になるが、ここで気になる展示をピックアップしてみた。

USB対応製品

 ヤマハ(株)がUSB対応オーディオシステムを参考出展。

 USBインターフェースを搭載した、5ディスクCDチェンジャー内蔵のAM/FMレシーバーとPCを組みあわせたもの。CDチェンジャー側から、音楽のセレクトができるだけでなく、コンピューターに接続して、コンピューター側から楽曲をセレクトすることもできる。



 USB対応MIDI Audioインターフェース。PCとMIDI音源をつなぐ新規格を採用。MIDIの高速伝送を可能にし、最大12Mbpsの伝送レート。オーディオデータも同時伝送が可能というシステム。



 ローランド(株)は、USBスピーカー『MA-150U』、独立4系統の64チャンネルMIDI IN/OUTを装備するマルチポートMIDIインターフェース『S-MPU64』、マルチポートMIDIインタフェース機能とデジタルオーディオ入出力デバイスに加え、録音・再生機能を持つ『UA-100』を出展。価格は『MA-150』が2万3800円。『S-MPU64』が2万7000円。『UA-100』が4万9900円。



 松下電器産業(株)はUSB対応スピーカー『EAB-MPC57USB』を出展。再生帯域は40Hzから35kHz。価格は1万9800円。



 (株)アイ・オー・データ機器が、USB接続SuperDiskドライブを参考出展。120MBのデータを保存できるSuperDiskを採用。最大伝送レートが12Mbps。今年の秋ごろの発売を予定しているという。



IEEE1394対応製品

 アイ・オー・データ機器が、IEEE1394準拠のCD-ROMドライブを参考出展。同規格は、400Mbps、200Mbps、100Mbpsの3種類のデータ伝送モードを規格化したもの。同規格を採用することにより、伝送レートは最大で20Mbpsになるという。製品化はPCメーカーの対応を見ながら、年末、年明けを予定しているという。



PCとデータを連係することが可能なリスト型携帯端末をセイコーインスツルメンツ(株)とカシオ計算機(株)が展示

 

(左)セイコーの『Ruputer』。価格は3万8000円 (右)カシオの『BIZX』。価格は2万8000円 (左)セイコーの『Ruputer』。価格は3万8000円 (右)カシオの『BIZX』。価格は2万8000円



Windows98一色の展示ではあったが、他OSの展示も

 

左から、BeOS、BTRON 左から、BeOS、BTRON


 ぷらっとホーム(株)が、米Be社の『BeOS』を出展。これまで、Mac版のみだったが、今年の4月インテル版を発売したのを機に出展。

 パシフィック・ハイテック(株)が『TurboLinux Pro 日本語版2.0』を出展。

 パーソナルメディア(株)が、“BTRON”仕様準拠OS『IB/V3』を出展。JIS補助漢字、中国語、韓国語などをサポート。

 (株)ソフトボートが、マルチOS環境をサポートする『SYSTEM COMMANDER 4』を出展。

デジタルカメラ

 

左から、『FujiDS-330』、『FujiDS-560』
左から、『FujiDS-330』、『FujiDS-560』


 デジタルカメラは、もはや必需品。でも、やっぱりアナログカメラ並みの仕様でないと……という人には富士写真フイルムが、『DS-330』と『DS-560』を出展。140万画素のCCDを搭載。価格は『DS-330』が本体のみで19万8000円。『DS-560』が本体のみで77万円。

(報道局 西川ゆずこ)

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