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端緒についたばかりの河合の情報事業、鍵はサポート力のある代理店の確保

1998年06月19日 00時00分更新

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 (株)河合楽器製作所は、'98年5月21日にイントラネット対応グループウェア『情報連絡船WeblyGo(ウェブリー号)』を発売し、情報通信事業に進出した。



 『WeblyGo』は同社の情報通信事業準備室が開発したもの。準備室の名が示すとおり、同社としてこの分野への進出は初めて。発売から1ヵ月たった現時点で、ふた桁の引き合いがきており、まずまずの滑り出しといえる。カスタマイズまでサポートしての販売では、当面、遠州地区を中心にした中部地方に的をしぼる。関連会社の(株)KBS(河合ビジネスソフトウェア)が中堅、中小企業向けの販売とユーザーサポートを展開している。また、(株)ネットワールドも流通面でのサポートを予定している。

 『WeblyGo』の稼動には、OSとしてWindowsNT/95、wwwサーバーソフトとしてマイクロソフト社のIIS(Internet information Server、無償で入手できる)の2.0以降などが必要。ユーザーは、Webブラウザーからアクセスできる。 カレンダー、伝言板、ニュースなど10の基本機能を搭載し、日本の一般組織に合わせた部・課・グループの階層構造に対応した製品となっている。 価格は9万9800円で、'98年9月末までは発売記念期間価格6万8000円。

 今後、販売力とカスタマイズサポート力を兼ね備えた代理店を増やしていくことが成功への鍵と考えられる。(報道局 降旗敦子)

http://www.kawai.co.jp/

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