このページの本文へ

マイクロソフト、全国の中小企業に対するサポートを強化

1998年06月05日 00時00分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷


 マイクロソフト(株)は本日、中小企業をターゲットとしたセミナー“1998 Microsoft Direct Access(MSDA) Summit”を東京・新宿にて開催した。MSDAは同社が'97年11月から実施している中小企業向けのIT(情報技術)支援制度で、今回のセミナーは、3月までの'98年度を総括し、また'99年度の方針を報告するものとして開かれた。



 同社常務取締役の阿多親市氏は、中小企業のコンピューター活用の現状について触れ、「日本の中小企業を見てみると、パソコン導入率は米国に比べ遜色ないものの、LAN導入率は低く、米国と大きな開きがある。われわれは、ここにビジネスチャンスがあると考えている」などと述べた。またMSDAを通じて、WindowsNTおよび、NT上で動くサーバーアプリケーション群『BackOfficeファミリー』を中小企業に浸透させていきたいとの意向を強調した。



 市場開発部長の秋本則政氏は、MSDAの運営方針について説明した。MSDAでは、3月までに全国で150回のビジネスセミナーを実施したほか、WebサイトやEメールによる情報提供、電話による技術サポートなどを行なっている。秋本氏は、ビジネスセミナーの参加人数が延べ6000人を超えたこと、4月からスタートしたMSDA専用Webサイトの登録者が1000人を超えたことなどを報告。今年度については、「7月より全国9都市でイベントを開催する予定。本当は47都道府県をまわりたいんですが」とし、全国の中小企業に対するサポートを強化する方針を明らかにした。



(報道局 浅野広明)

http://smb.microsoft.co.jp/msda/

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン