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ソニーが、2倍速FDを搭載した『DigitalMavica』の新モデル2機種を発表

1998年06月03日 00時00分更新

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 ソニー(株)は、『DigitalMavica』の新モデルを発表、7月1日に発売する。35万画素の『MVC-FD7-NEW』と41万画素の『MVC-FD5-NEW』の2製品で、2倍速FDを搭載し、画像の書き込み速度を高速化している。オープン価格だが、『MVC-FD7-NEW』は7万円台、『MVC-FD5-NEW』は5万円台を見込んでいる。また、『DigitalMavica』の付属製品として、リチウム電池『NP-F550』、充電器などをセットにした『MAVICA基本電源セット』や、新モデルのマビカで使用可能となった同社の8mmビデオカメラ『Handycam』のレンズやフィルター9製品、ケース2製品なども発表した。



『MVC-FD7-NEW』

 同製品は、2倍速FDに加えて、画像圧縮専用チップを搭載しているため、画像1枚の書き込み時間が約4秒と、従来機種より6割も短縮されている。また、通常のバックライトに加え、上部に外光取り入れ窓を搭載したソーラータイプの液晶モニターを新たに採用、明かるいところでは、バックライトを消しても画像を見ることができる。画像以外のファイルが含まれたFDを、本体でコピーする機能も搭載。画像フォーマットはJPEGだが、通常のJPEG以外に、320×240ドットのJPEGファイルや、ビットマップ形式などでも保存可能となった。また、9枚の写真を連続して撮影し、アニメ画像のように再生する機能も新たに搭載した。別売りのリチウム電池『NP-F550』で、フラッシュを使用しない場合の連続撮影時間は2.5時間、連続撮影枚数は2000枚。

主な仕様
CCD:35万画素(有効33万画素)プログレッシブ方式
レンズ:光学10倍ズーム、オートマクロ機能、f=4.2~42mm(35mm換算で40~400mm)
記録枚数(FD1枚あたり):ノーマル スタンダード25~40枚、ノーマル ファイン15~20枚
液晶モニター:2.5インチ8.4万画素TFTソーラータイプ液晶
消費電力:3.0W
サイズ:幅137.5×奥行き62×高さ103mm
重さ:約480g

『MVC-FD5-NEW』

 同製品は、2倍速FDを搭載しており、画像1枚の書き込み時間は約7秒と、従来機種より3割短縮。通常の撮影以外にも、モノトーン、セピア、ネガなどに画像を加工して保存することも可能。別売りのリチウム電池『NP-F550』で、フラッシュを使用しない場合の連続撮影時間は2.5時間、連続撮影枚数は1000枚。

主な仕様
CCD:41万画素(有効38万画素)インターレース方式
レンズ:単焦点、手動マクロ、f=4.8mm(35mm換算で47mm)
記録枚数(FD1枚あたり):ノーマル スタンダード30~40枚、ノーマル ファイン15~20枚
液晶モニター:2.5インチ6.1万画素TFT液晶
消費電力:3.0W

(報道局 佐藤和彦)

http://www.sony.co.jp/index-j.html

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