●サイリックスのプロセッサー、パッカードベルNECが採用
米ナショナル
セミコンダクター社の子会社米サイリックス社は、5月21日(現地時間)、米パッカードベルNECが同社のプロセッサー、MMX-Enhanced『MII』とMMX-Enhanced『MediaGX』を採用したデスクトップコンピューターを販売すると発表した。また、パッカードベルNECとサイリックスは、ナショナルセミコンダクターの“PC
On A Chip”イニシアチブに基づく開発を共同で行なうため、戦略的提携を締結したと発表した。http://www.cyrix.com/corpor/press/1998/pbell.htm
●NTT、ダイヤル操作をなくす、インターネットFAX“ペーパーダイヤルサービス”を開始
日本電信電話(株)は、めんどうなダイヤル操作が不要な、インターネットFAX“ペーパーダイヤルサービス”を開始したと発表。FAX文書にダイヤル先の情報を埋め込んだ専用用紙“ペーパーダイヤラー”を1枚加えて送信することにより、ダイヤル操作を不要にするという。同サービスは、インターネットFAXのWebDeFaxシステム、米InfoImagingTechnologies社のイメージ変換技術を組み込んだことにより可能になったという。http://pr.info.ntt.co.jp/news/news98/9805/980525.html
●日本ネットワーク・オペレーターズ・グループが活動を本格化
インターネット接続事業者(プロバイダー)や機器ベンダーの技術者で構成する日本ネットワーク・オペレーターズ・グループ(JANOG、会長:石黒 邦宏 (株)デジタル・マジック・ラボ)が、設立1周年を前に活動を本格化している。6月4日の展示会“Networld
+ Interop 98 Tokyo”では、“インターネットの管理と運用:今後の課題”と題したスペシャルセッションを担当、7月3日には東京・新宿のKDDビルで“JANOG2”と称するミーティングを開催する。ミーティングでは、インターネットの技術的事項や動向について紹介し、また、会員相互の情報交換および、会員間の親睦を図る。JANOGは、'97年7月25日に設立された。設立ミーティング以降に、'97年11月14日に300人弱を集めて、ミーティング“JANOG1”を開催したあと、メーリングリストに基づいたオンラインの活動を中心となっていた。設立1周年を前に、オフラインの活動を活発化するもの。JANOGの会員数としては、メーリングリスト参加者に基づく約1000人を発表値としている。http://www.janog.gr.jp/