日本電気（株）は、ターミナルアダプター（TA）『AtermIT65シリーズ』の後継機として、DSU内蔵の『AtermIT65EX/D』と、DSUを内蔵しない『AtermIT65EX』の出荷を6月10日ごろに開始する。価格は、65EX/Dが4万2800円で、65EXが3万4800円。販売目標は月に3万台。
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USBの機能が強化され、128Kbpsで接続時のパフォーマンスアップを図ったという。またNTTのナンバー・ディスプレイサービスに対応した機能が追加され、最大50件までの着信履歴が表示できる。秋以降に予定しているバージョンアップでは、USBの制御チャネルを利用して、インターネット接続中にPC画面に電話着信表示ができる“着信ホップアップ
for USB”や、パソコン上に電話の着信履歴がリアルタイムで蓄積可能な“着信履歴
for USB”などの機能を追加するという。
また7月末以降に開始予定の、BIGLOBEを利用した“UUIメールゲートウェイサービス（仮称）”により、PC、電話機からEメール、ポケベル、PHSに最大100バイトのメッセージを0.4円で送ることができる。
同製品は、ナンバー・ディスプレイサービスに対応する電話機を買わなくても、同サービスが利用できるというのも利点という。同社では今後、バージョンアップによって個人向けのCTI分野で、さまざまなTAの利用方法を提案していきたいとしている。（報道局 若名麻里）
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