●三菱電機がケーブルモデム用のQAM復調LSIの出荷を開始
三菱電機(株)は、ケーブルテレビのネットワークを利用したデータサービスを受けるためのケーブルモデムやセットトップボックスに適した64値/256値のQAM復調LSI(形名
M65690FP)のサンプル出荷を7月1日に開始する。標準規格のDOCSISに準拠し、A-D変換、デジタル復調、誤り訂正、MPEGストリーム出力がワンチップで可能という。サンプル価格は4000円で、量産出荷時期は11月1日。当初は月産1万個を予定。http://www.melco.co.jp/
●ダイアモンド・マルチメディアがViper V330の新ドライバーを配布
(株)ダイアモンド・マルチメディア・システムズは、グラフィックアクセラレーターカード『Viper
V330』の新ドライバーVer.4.10.01.0124および4.10.01.0126の提供を開始した。同社のWebサイトより無料でダウンロードできる。このドライバーによって、画像表示速度が従来比で最大27%向上したという。またOpenGLをフルサポートする。http://www.diamondmm.co.jp/
●Windows98の加速的な普及を米IDCが予測
情報テクノロジー関連コンサルティング会社の米IDC社は、6月に米マイクロソフト社が発売を予定しているWindows98の出荷本数について、発売開始当初はWindows95を下回るが、その後は加速度的に普及し、2000年には追い抜くとの予測を発表した。これによると、'98年の後半の半年間でWin98の出荷本数は1280万本と、これに対応する期間のWin95の1950万本を下回る見込み。理由は2000年問題への対応やインターネット関連への投資で、Win98の購入があと回しにされるため。しかし2000年には出荷本数は6600万本になり、Win95の発売開始から3年間の出荷本数の5300万本を上回る見込みという。http://www.idc.com/