ロータス(株)は、表計算ソフト『ロータス 1-2-3 98』、オフィス製品『ロータス
スーパーオフィス 98』、経理パッケージ製品『ロータス 1-2-3
経理パック』の3製品を6月5日に同時発売する。価格は、1-2-3 98が2万円(バージョンアップ価格9800円)、スーパーオフィスが2万5000円(バージョンアップ価格9800円)、経理パックが4万円(初出荷から限定1万本はキャンペーン特別優待価格の2万5000円)。
ロータス 1-2-3 98
1-2-3 98は、企業ユーザー向けにノーツとの連携を強化。ノーツデータを直接読み込み、ワークシート上で加工してノーツで配布、統合できる。また、Excelや既存バージョンとの、高速データ交換やアイコンセットの共通化などの互換性を実現する。
データ入力支援機能も強化された。郵便番号7ケタに対応し一括変換が行なえるほか、郵便番号を基に住所を入力できる。また、既存データを含む漢字データにふりがなをふったり、50音順でソートできるふりがな機能やよみがな機能、セル単位でのかな漢字自動制御機能などを搭載する。
グラフは、円柱/絵グラフなどを追加し2866種類となった。またTWAINに対応し、デジタルカメラやスキャナーなどから直接画像を取り込める。
そのほか、プロジェクトスケジュール機能や、アニメーションGIF形式ファイルを取り込みワークシート上で表示できるアニメーション機能などを搭載する。
ロータス スーパーオフィス 98
1-2-3 98と『アプローチ 98』をラインアップしたほか、昨年11月発売の『パワーアップキット
for
スーパーオフィス』を構成するアプリケーション機能強化モジュールを各製品内部に取り込んだ。
<構成アプリケーション>
・1-2-3 98
・アプローチ 98(データベース)
・ワードプロ 97 パワーアップ(ワープロソフト)
・フリーランス 97 パワーアップ(プレゼンテーションソフト)
・オーガナイザー 97 パワーアップ(個人情報管理ツール)
・スクリーンカム 97
パワーアップ(スクリーン録画再生ソフト)
・スマートセンター 97
パワーアップ(デスクトップ管理ツール)
ロータス 1-2-3 経理パック
1-2-3 98に対応した経理パッケージ製品。青色申告決算書の作成が可能なほか、記入項目をすべてカバーし、業種に合った申告書形式を自動的に判断する青色申告アシスタント機能を搭載する。
また、仕分けチェックリスト、振替伝票、決算書などの16種類の基本帳票と、プロジェクト総勘定元帳などの8種類のプロジェクト管理帳票を装備する。
そのほか、部署や階層別の収支管理や経営分析を行なえるマルチ組織管理機能や、プロジェクト業務の収支を時系列で管理できるプロジェクト会計機能などを搭載する。
必要システム
必要システムは、3製品ともCPUがi486DX以上、対応OSがWindows95/98/NT4.0、メモリーがWindows95で8MB以上(12MB以上推奨)、WindowsNT4.0で16MB以上(20MB以上推奨)。HDD空き容量は、1-2-3
98が71MB以上、スーパーオフィスが230MB以上、経理パックが43MB以上。なお、経理パックは1-2-3
98または97が必要。(報道局 桑本美鈴)http://www.lotus.co.jp/