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NTT DoCoMoがモバイル体験空間『ドコモタウン』を臨海副都心にオープン

1998年04月28日 00時00分更新

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 NTT移動通信網(株)は、モバイル体験空間『ドコモタウン』を東京臨海副都心のテレコムセンター20階に4月29日にオープンする。延床面積は約900平方メートルで、同社としては初めてのモバイルコミュニケーションのアミューズメント施設という。入場料は無料。年間18万人の入場者を見込んでいる。

入り口。中央奥に見えるのがキャラクターの“ドコモン”
入り口。中央奥に見えるのがキャラクターの“ドコモン”



 “ドコモタウン・シアター”では、広末涼子、織田祐二のおなじみのCMや最新技術の紹介などが上映される。また“ドコモタウン・管制センター”では、実際のコントロール画面を見ながら、移動通信を管理する管制官になった気分を味わえる。“ドコモン・ライド・シミュレーター”は、同施設キャラクターの“ドコモン”の案内で電磁波タイムマシンに乗って時空探検に行くという設定。上下に激しく揺られながら、未来空間などを訪れる。“ドコモタウン・モバイルズ”は、街中に散らばっているメッセージを集めて、正しいメッセージにしてドコモンに携帯端末からEメールを送るバーチャルゲーム。ただし街中を行くときは実際に自転車のペダルをこぐ。脚力と判断力を3人で競い、一番早くメール送信ができた人は記念写真シールを受け取ることができる。

管制官の疑似体験ができる“ドコモタウン・管制センター”
管制官の疑似体験ができる“ドコモタウン・管制センター”



自転車で移動しながらモバイル通信を行なうゲーム“ドコモタウン・モバイルズ”自転車で移動しながらモバイル通信を行なうゲーム“ドコモタウン・モバイルズ”


 

 そのほかにも、次世代通信方式のW-CDMAや電磁波の安全性などについて、“研究員”や“博士”がわかりやすく解説するコーナーもある。

 所要時間はひととおり遊んで40~50分ぐらい。将来モバイル通信のユーザーとなる中高生がメインターゲットだが、子供や大人も楽しめる空間になっている。社会科見学のコースとしての検討も学校に呼びかけているという。また「これまであまり真正面からのアピールをしてこなかった“電磁波の安全性”というデリケートな問題についても、さりげなく、しかしきっちりと説明をし、ユーザーの理解促進に役立てたい」という。(報道局 若名麻里)
http://www.nttdocomo.co.jp/

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