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日本シスコシステムズがマルチレイヤースイッチ『Catalyst8500』を発表

1998年04月28日 00時00分更新

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 日本シスコシステムズ(株)は、企業内の基幹ネットワーク構築向けのモジュール型のマルチレイヤー・スイッチ『Catalyst8500シリーズ』を発表した。ラインカード用に5つのスロットを備える『Catalyst8510』と13スロットの『同8540』がある。サポートするインターフェースカードは、Ethernet、FastEthernet、FastEtherチャネル、GbitEthernet、GbitEtherチャネル、OC-3(155Mbps)、OC-12(622Mbps)、OC-48(2.4Gbps)など。Catalyst8510は10Gbpsの交換能力を持ち、レイヤー3以上のスイッチング環境の総スループットは毎秒600万パケット(pps)。同8540は40Gbpsのスイッチング機能を備え、総スループットは2400万pps。

 また既存のマルチレイヤー・スイッチの『Catalyst5500』とラインカードに互換性があり、顧客の資産を保護しながらGbitネットワークに拡張が可能という。



 松本孝利代表取締役社長は、「バックボーンが高速化する中で、LANスイッチの市場は拡大すると言われ、Catalyst8500シリーズには当社のフラグシップとして期待している」と語った。なお、目標出荷台数は公表していない。

 価格はCatalyst8510が480万円、同8540が未定。出荷時期はそれぞれ、6月、8月以降。(報道局 若名麻里)
http://www.cisco.co.jp/

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