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AOLジャパン、営業開始1周年で記者会見を開催

1998年04月22日 00時00分更新

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 エーオーエル・ジャパン(株)は、営業開始1周年を機に、同社の営業状況、今後の事業展開に関する記者会見を行なった。



 '97年12月に同社代表取締役社長に就任した佐藤英丸氏は、冒頭、パソコン通信サービス“AOL”の会員が4月9日に9万人を超えたことを報告、「今週中に10万人に達する見通し」だと述べた。ちなみに、全世界におけるAOL会員数は約1200万人。

 佐藤氏はまた、同サービスのメニュー構成を6月に一新することを発表した。これは、営業開始当初、40種類であったコンテンツが約200種類まで増加したのを受けたもので、コンテンツを19チャンネルに整理し、サービス全体のナビゲーションを容易にするとしている。



 19チャンネルには、毎日のニュース、天気、株価などを独自に編集する“AOL Today”のほか、“Sports”、“Shopping”、“Travel”、“Entertainment”、“Games”、“Community”(出会い・交流チャンネル)などがある。また、女性や子供が楽しめるよう“Kids”、“Woman”のチャンネルも用意する。

 また同社では、AOL専用ソフト『AOL 4.0』を今秋リリースする。Windows版、Macintosh版を同時リリース予定で、新たな機能として、ツールバーのカスタマイズが可能となること、デジタルカメラで撮った画像と文章を自在に編集したEメールが作成できる“AOLフォトメール”機能を追加することなどを明らかにした。

 同社がAOL会員1万人強を対象に行なったアンケートでは、平均年齢が34歳、そのうち24パーセントが女性、94パーセントが自宅で利用しているなどの結果が出ており、佐藤氏は、「ビジネス用途が中心のNIFTY SERVEなどに比べ、家庭内での利用、あるいは女性の利用が多く、ターゲットは異なると考えている。また、WebTVについても、TVとパソコンの使われ方が違うこともあり、競合するとは考えていない」などと話した。(報道局 浅野広明)

http://www.jp.aol.com/

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