日本電気（株）は、DVノンリニア編集機能やブロードキャスト機能などを搭載した『CEREB
NX』を発表した。価格は58万8000円から、6月26日に出荷する。
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チップセットは440LXを採用し、PentiumII-333MHz、64MB（最大384MB）のSDRAM、16.8GBのUltraATA対応HDD（パーティションは2/2/12.8GBに分割）、2倍速のDVD-ROMドライブ（CD-ROM使用時約20倍速）などを搭載。グラフィックアクセラレーターはカナダのATI
Technologies社の『3D RAGE PRO（VRAM 4MB）』し、ワイドテレビへの表示も行なえる。K56flex対応のFAXモデム、音源はヤマハの『YMF724』を搭載している。
DVカメラなどを利用した“Digital-to-Digital”のDVノンリニア編集用に、最大400Mbpsの転送速度を持つ計3ポート（前面×1、背面×2）のIEEE1394インターフェースを装備。アナログ・デジタルサウンドを別基板に搭載し、入出力各2系統のデジタルサウンド出力端子（DVD光デジタル出力端子/光デジタル出力端子）などを装備する。ビデオ編集ソフトとしてUlead
System社の『MediaStudio Pro5.0J Video Edition』を搭載。内蔵のHDDに約50分以上の映像が取り込め、フレーム編集やワイプ処理から、DVカメラなどへのデータの書き出しまでが行なえる。
TVチューナーのほかに、『Bitcast』や『ADAMS/文字放送』などが受信できる地上波データ放送受信チューナーを搭載。インターフェースはUSBポート×2、TypeII×1のPCカードスロットなどを搭載している。キーボードはワイヤレスで、トラックボールやアプリケーションボタンなどを装備した“メディアコントローラ”が付属。静音設計も図られている。
OSはWindows95がプリインストールされ、『一太郎Office8/R.3』搭載モデルと『Word98
& Excel97』搭載モデルが用意されている。IE4.0などのWebブラウザーを含むインターネット・パソコン通信ソフト、翻訳ソフト、画像編集ソフトなどが付属する。（報道局 井上哲郎）
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