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5月19日から“ビジネスシヨウ'98 TOKYO”開催、出展社は過去最高に

1998年04月21日 00時00分更新

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 “ビジネスシヨウ'98 TOKYO”が5月19日から4日間にわたり東京・有明の東京ビッグサイトで開催される。テーマは“コミュニケーション新時代-ビジネスが変わる社会が変わる”で、主催は、(社)日本経営協会および東京商工会議所。展示面積は前回より1300平方メートル狭くなった2万800平方メートルだが、出展社数は前回を43社上回る461社(4月21日現在)で、過去最大。前回は40万8000人が入場したが、今回は50万人の来場者を見込んでいる。



 展示内容としては、事務関連、情報システム関連、通信システム関連の機器やビジネスソフトなど。今回、ビジネスシヨウの東京での開催は50回目にあたり(大阪での開催を合わせると86回目)、特別企画の“事務機・情報機器50年の歩み”において半世紀の名機や史料が展示される。そのほかの見どころとしては、中小企業向けの統合業務パッケージ(ERP)や西暦2000問題対応などの展示、電子市役所のデモ、日産自動車(株)の後援による車の中のオフィスであるMO(モバイル/モーター・オフィス)の展示など。特にテーマ展示コーナーでは、エクストラネットと電子商取引(EC)関連のデモや展示が行なわれるが、「類似の展示会に比べて、よりユーザーの声を反映した企画にしたい。技術面よりは、ビジネスにおける有効性を前面に押し出す」(協力団体の(社)日本情報システム・ユーザー協会)という。

 また初日には、東京開催50回記念のふるさと切手が東京郵政局から発行される。万国博覧会などを除く展示会で記念切手が発行されるのははじめてという。

 「ライフスタイルの変化を示唆する新商品によってニューウェーブを生み出し、日本経済の低迷から脱却するきっかけになるショーとしたい」と、ビジネスシヨウ事務局広報・国際部長の工藤俊一郎氏は語った。

 なお、日本経営協会の調べによると、'97年1月~12月までの事務機器の生産額は、対前年比7.9パーセント増の8兆7652億4900万円で、4年連続でプラス成長。内訳は、一般事務機器が、対前年度比9.8パーセント増の9266億3600万円。電子計算機および関連機器が、11.5パーセント増の5兆8579億7400万円。通信連絡機械は、1.1パーセント減の1兆6615億5800万円。視聴覚機器は6.9パーセント減の3190億8100万円。(報道局 若名麻里)

http://www.noma-businessshow.or.jp/

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