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ノベル、『NetWare 5』に関する説明会を開催

1998年04月15日 00時00分更新

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 ノベル(株)は、夏から秋にかけて発売予定のネットワークOS『NetWare 5』に関する記者説明会を開催した。



 同社代表取締役社長の武内重親氏は冒頭、「今回、みなさんに強調したいのは、NetWare 5が“インテリジェント・ネットワーク・サーバー・プラットフォーム”というコンセプトで作られていること。これは、アプリケーション開発/運用環境、ネットワーク管理機能、他OSとのコラボレーション、インターネット/イントラネットサーバー環境という4点を強化することを意味する」と語った。



 NetWare 5の概要については、米国本社より来日した同ソフト開発担当のChris Boyle(クリス・ボイル)氏が解説した。同氏は、NetWare 5ではプロトコルとしてIPXに加えIPをサポートすること、分散クライアント/サーバー型プリントツール“NDPS(Novell Distributed Print Services)”、デスクトップ管理ツール“Z.E.N.works(Zero Effort Networks for users)”など、ディレクトリーサービス“NDS(Novell Directory Services)”をベースとした最新製品群をバンドルし、複雑化するネットワーク環境を統合管理できることなどを説明した。

 なおノベルでは、ネットワーク管理アーキテクチャー“OSA(Open Solution Architecture)”を提唱しており、OSAに基づいた100%Java対応管理コンソール“ConsoleOne”もNetWare 5にバンドルする。

 また、米国本社Strategic Relations担当副社長のRon Palmeri(ロン・パルメニ)氏が、今後の同社のパートナーシップ戦略について、NetWareを米インテル社の64bitプロセッサー『Merced』に最適化すること、米オラクル社の『Oracle8』とNDSとを統合すること、競合する米マイクロソフト社のActiveXをサポートすることなどを説明した。(報道局 浅野広明)

http://www.novell.co.jp/

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