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松下、企業向けノートパソコン『PRONOTE EX』シリーズを発表

1998年04月15日 00時00分更新

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 松下電器産業(株)は、MMX Pentium-200MHzを搭載した企業向けノートパソコン『PRONOTE EX』シリーズ2モデルを発表した。価格は、11.3インチのTFTカラー液晶ディスプレーを搭載した『CF-45MHFNAJ』が33万8000円、12.1インチTFTカラー液晶ディスプレーとCD-ROMドライブ(20倍速)を搭載した『CF-45MJFAAJ』が39万8000円。5月8日に発売する。



 チップセットは430TXを採用、MMX Pentium-200MHz、32MB(最大96MB)のメモリー、2.16GBのHDDを搭載。TFTカラー液晶パネルはどちらも解像度が800×600ドット、26万2144色表示が可能だ。グラフィックチップは米Chips and Technologies社の『B69000(VRAM 2MB)』を搭載している。従来機『CF-35PJF8CAJ』とコストで比較すると、約30パーセントのパフォーマンス向上が見られるとしている。

 インターフェースはUSBポート×1と、TypeII×2のPCカードスロットなどを装備するほか、100BASE-TX/10BASE-T対応のEthernetインターフェースも装備している。ポインティングデバイスに、光学式のトラックボールを採用したほか、キーを押したときのふらつきの少ない“パンタグラフ機構”を搭載したフルピッチ(19mm)のキーボードを採用するなど、操作性も向上しているという。バッテリーはオプションとなっているが、リチウムイオン電池を採用したバッテリーを利用すれば、約2.0時間使用できるという。本体サイズは幅297×奥行き230×厚さ52.8mm、重さはCF-45MHFNAJが2.3kg、CF-45MJFAAJが2.6kg。

 OSはWindows95がプリインストールされるほか、6月上旬にはWindowsNT4.0をプリインストールしたモデルも発売するという。

 同社では、このノートパソコンからBTO(Built-to-Order)システムを導入し、顧客から受注が入ってから出荷するまでの期間“生産リードタイム”を最短で10日に短縮する。また、今後は同社のパソコン全体にBTOシステムを導入し、生産リードタイム5日を実現するための体制を、98年度中に構築するとしている。(報道局 井上哲郎)

http://www.panasonic.co.jp/mei_division/ied/product/cf45/

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