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コンパック、『DESKPRO』シリーズのラインアップを一新

1998年04月15日 00時00分更新

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 コンパックコンピュータ(株)は、企業向けデスクトップPC『DESKPRO』シリーズのラインアップを一新した。発表したのはPentiumII-266/333/400MHzを搭載したデスクトップタイプの『DESKPRO EN』シリーズ6モデル(29万8000円から)と、Celeron-266MHzおよびPentiumII-300/333/350/400MHzを搭載した、縦置き/横置きが可能なデスクトップ/タワー共用タイプ『DESKPRO EP』シリーズ8モデル(17万8000円から)。4月下旬から順次出荷を開始する。

●デスクトップ/タワー共用タイプの『DESKPRO EP』シリーズ



 縦横どちらでも設置可能な筐体を採用した『DESKPRO EP』シリーズは、Celeron-266MHzやPentiumII-300/333MHzを搭載したエントリー向けモデルと、PentiumII-350/400MHzを搭載したメインストリームモデルを用意。

 PentiumIIプロセッサーの2次キャッシュを省いたCeleron-266MHzを搭載するエントリーモデル『DESKPRO EP 6266C/3.2/W』(17万8000円)は、チップセットに440EXを採用。32MB(最大256MB)のメモリー、3.2GBのUltraATA対応HDDなどを搭載する。グラフィックチップはAGPに対応した、カナダのATI Technologies社製『ATI RAGE IIC(VRAM 2MB)』を搭載する。CD-ROMドライブはオプション。エントリーモデルのOSは、Windows95がプレインストールされている。

 PentiumII-400MHzを搭載したメインストリームモデル『DESKPRO EP 6400/6.4/CDS/N』(41万8000円)は、チップセットに100MHzバス対応の440BXを採用。64MB(最大384MB)のメモリー、6.4GBのUltraATA対応HDD、24倍速のCD-ROMドライブなどを搭載する。グラフィックチップはAGP対応のATI Technologies社製『ATI 3D RAGE PRO(VRAM 4MB)』を搭載している。メインストリームモデルのOSはWindows95と、WindowsNT4.0搭載モデルが用意されている。

●マネージメント機能とメンテナンス性を備えた『DESKPRO EN』シリーズ

 10BASE-T/100BASE-TX対応のEthernetインターフェースを搭載した『DESKPRO EN』シリーズは、計6モデル用意され、PentiumII-266/333/400MHzを搭載している。

 PentiumII-400MHzを搭載した『DESKPRO EN DT 6400/S4.3/CDS/N』(54万8000円)は、チップセットに440BXを採用。64MB(最大384MB)のECC対応メモリー、4.3GBのUltra SCSI対応HDD、最大24倍速のCD-ROMドライブなどを搭載。グラフィックチップは2倍速のAGPに対応したATI Technologies社製『ATI 3D RAGE PRO Turbo(VRAM 4MB)』を搭載する。OSはWindowsNT4.0。

 10BASE-T/100BASE-TX対応のEthernetインターフェースは、ウェイクアップ機能に対応。シャーシには、工具なしで拡張作業などが行なえる“スライドアウトシステムボード”や、“傾斜型ドライブケージ”、“リフトレバー型拡張カードケージ”などを採用するほか、診断LEDによるトラブルの回避も行なえるなど、メンテナンス性も向上しているという。(報道局 井上哲郎)

http://www.compaq.co.jp/

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