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[COMDEX]コンパックがWindowsCE2.0を搭載した第2世代ハンドヘルドPCを来年発売

1997年11月20日 00時00分更新

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 現在米国ラスベガスで開催中のCOMDEX Fall '97において、コンパックがWindowsCE2.0搭載の第2世代ハンドヘルドPC(HPC)を展示。大きな注目を集めた。

 今回のCOMDEXでは、シャープのMobilonをはじめ、PhilipsのVelo、HPの360LX/620LX、カシオのCassiopeiaA-20、LGのPhenomなどWindowsCE2.0を搭載した第2世代HPCが出品され、展示会の目玉のひとつとなっていた。このHPC市場にコンパックが新しく参入することで、市場のさらなる拡大が期待される。

 コンパックの新HPCが展示されていたのは、マイクロソフトのパートナーパビリオンのなかのWindowsCEのブース。間口が1メートル半ほどしかなく、説明員も1名と各社のHPC展示のなかではごく地味なものだったが、さすがに注目度は高く、ブースの回りには人だかりが絶えなかった。

 今回の製品はコンパックの製品のなかで「Cシリーズ」として位置づけられ、コンパクトさと同時にビジネスツールとしての機能性がうたわれている。プロセッサはMIPSの75MHzのRISCチップ、メモリは4MBと8MBが用意され、最大20MBまで拡大可能。ディスプレイは640×240ドット、33.6Kbpsのモデムを内蔵。Webページをフルスクリーンで見ることができる機能や簡単操作で声の録音が可能なボイスノート機能なども持つ。価格は未定となっている。(Undo編集部 守岡克郎)

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