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デジタルファクトリ、最新デスクトップ環境を採用したバンドルソフト強化パッケージ『Kondara MNU/Linux 2000』を発売

2000年08月17日 17時21分更新

文● 編集部

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デジタルファクトリ(株)は17日、デスクトップユーザーの利便性を向上させるLinuxディストリビューション『Kondara MNU/Linux 2000(コンダラムニューリナックス2000)』を9月8日から発売すると発表した。価格は1万2800円。アカデミック版は8900円。

同製品は、同社が主催するボランタリーベースのコミュニティー“Kondara Project”がFTP公開している『Kondara MNU/Linux 1.2』を製品化したもの。UNIX系OSでのデスクトップ環境を提供するソフト群『GNOME 1.2』を搭載する。新たに、省スペースPCに利用されるIntel i810や次世代のi815チップセットに対応。カーネル2.2.15で発見されたセキュリティホールへの対策を施したカーネル2.2.16を採用する。ReiserFSを導入し、データリカバリー機能により、システムダウンの所要復旧時間を短縮する。フォトレタッチソフト『Gimp』をインストール直後から利用可能とし、次世代サウンドアーキテクチャー“ALSA”もサポートする。

『Netscape Communicator/Navigator 4.73+日本語リソース』、『Gimp 1.1.24』、『XMMS 1.2.2』が付属するほか、オムロンソフトウェア(株)の日本語かな漢字変換システム『Wnn6 Ver.3(Intel版/Alpha Systems版)』などのアプリケーションや(株)ジャストシステムのワープロソフト『一太郎Ark体験版』など全部で8ソフトが同梱する。インストールからX Window Systemが起動するまでのサポートは、ユーザー登録してから90日間とする。

バージョンアップパッケージの販売を同社ホームページにおいて9月8日に開始する。価格は、『Kondara MNU/Linux 2000 for Upgrade』ノンバンドル版が4800円で、Kondara MNU/Linux 2000 for Upgradeが7800円。

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