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米モトローラと米レッドハット、テレコムアプリケーションのLinux化で提携

2000年08月17日 17時17分更新

文● 編集部

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モトローラ(株)の16日付けの発表資料によると、米モトローラ社は15日(現地時間)、同社のテレコムアプリケーションをLinuxに対応させるために、米レッドハット社と提携を結んだと発表した。

この提携により、同社は、テレコムアプリケーション『Advanced High Availability Software for Linux』(HA-Linux)に米レッドハットのOS『Red Hat Linux 6.2』をバンドルし、同社の通信事業者向けの組み込みシステム『CPX8000シリーズ』や『CPX8221シリーズ』にインストールして出荷する。HA-Linuxは、I/Oコントローラー、電源モジュール、ファンなど、全コンポーネントでホットスワップが可能なアプリケーションであるため、サービスを中断することなく、機器をメンテナンスできるという。また、Red Hat Linuxに対応するアプリケーションやツールを利用して、コールサーバー、IPゲートウェイなどの通信システムを構築できるとしている。1システム当たりHA-Linuxのライセンス使用権は449ドル(約4万8500円)から748ドル(約8万800円)までで、9月に出荷を開始する。

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