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TDK、2001年3月期第四半期の連結業績は128億3500万円の黒字

2000年08月11日 16時38分更新

文● 編集部

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TDK(株)は10日、2001年3月期第1四半期(2000年4~6月)の連結業績を発表した。それによると、売上は1753億2200万円で、前年同期比6.7%増となり、純利益は128億3500万円、1株当たり利益は96円37銭となった。当期間における、対ドルおよびユーロの平均円レートが、107円、100円と、前年同期に比べそれぞれ12%、22%の円高となったことにより、円換算後の連結業績が売上高で約164億円、営業利益で約68億円低下したという。

電子素材部門の電子材料製品の積層チップコンデンサーとフェライトコア、電子デバイス製品の携帯電話向け部品の高周波モジュール、VCOなどが売上を伸ばしたことが、売価ダウンの影響によるCD-Rメディア、ビデオテープ、MDメディアの売上高の減少や、総需要が減少しているオーディオテープの数量減少などをカバーし、好業績に繋がったとしている。

なお、同社では、通期の連結業績見通しについて、売上高が対前年比8.2%増の7300億円、純利益は6.4%増の540億円と予想している。

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