このページの本文へ

日本IBM、RDBからマルチメディアデータまで一括検索可能なポータル構築用ソフトを発表

2000年08月11日 15時39分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

日本アイ・ビー・エム(株)は11日、企業が単一の画面からあらゆる情報ソースにアクセスし、その情報を利用するためのポータルを構築支援するソフト『IBM Enterprise Information Portal V7.1』(EIP V7.1)を発表し、企業ポータルソリューション市場に本格参入したと発表した。

EIP V7.1では、データベースだけでなく企業内に散在する情報ソースを一括検索できる。ワークフロー機能により、検索結果の文書/レポート/データを自動的に次の業務へ渡せる。今回、同社の『DB2』などのリレーショナルデータベースや『ロータス ドミノ』などへのアクセスが可能となった。HTML/XML形式のデータ/イメージ/ビデオ/ワープロ文書などを含めた、非構造型データと構造型データ両方の利用が可能。アプリケーションと情報ソースのインターフェースが独立しており、新たに情報ソースを追加する場合、アプリケーション側を変更する必要がない。

価格は929万5000円。サブセット版で、デジタルコンテンツの保管・管理ソフト製品群『Content Manager』に特化した共通のクライアント機能を提供する『IBM EIP Client Kit for Content Manager V7.1』が357万5000円。対応OSは、Windows NT 4.0/2000およびAIX V4.3.3。10月18日に出荷を開始する。

なお、IBMでは企業ポータル分野を強化するために、全世界で1500人の要員増加と1億ドルの投資を行なうという。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン