このページの本文へ

NEC、音声認識機能を備えたオールインワンCTIサーバーを発売

2000年08月10日 22時19分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

日本電気(株)は9日、高性能サーバー『Express5800シリーズ』において、音声認識機能を備えたオールインサーバー『Express5800/CTINAVI(シーティーアイナビ)』を発売したと発表した。併せて、PBXサーバー『Express5800/APEX Server』用のソフト『CTIPRO for APEX Server 2.0』も発売した。

『Express5800/CTINAVI』は、音声認識ボードと新たに開発したソフト『VoiceOperator音声認識』を搭載することによって、プッシュボタンでの入力ではなく、音声のみによる対応を可能とするもの。同社の独自の拡張半音節認識方式により、1回の発声で5000語の選択肢の中から最適語を識別し、最大20万語の音声認識辞書の構築ができるという。音声応答中でも音声やプッシュボタン音による割り込みが可能な“バージイン機能”や不要語や不要音の排除機能などにより、対話時間の短縮や自然でスムーズな会話処理が行なえるとしている。価格は420万円で、出荷時期は21日。同社では今年度、新製品を含めて『Express5800シリーズ』全体で8万台の販売を見込んでいるという。

また、併せて発売された『CTIPRO for APEX Server 2.0』は、ActiveX CT協議会が標準化を推進しているアプリケーションインターフェースであるActiveX CTコントロールに対応した製品。“BIG顧客管理Pro-CTI”“ピボタル リレーションシップ99”“Smileα/CTI”“View工房/CS”などの業種、業務アプリケーションとの連携が強化されているという。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン