(株)バーテックス リンクは10日、台湾のGigabyte社製のデュアルSocket370 CPU対応マザーボード『GA-6VXD7』の出荷を11日に開始すると発表した。価格はオープン(予想販売価格は2万5000円前後)。
『GA-6VXD7』 |
『GA-6VXD7』は、台湾のVIA Technologies社製チップセットApollo Pro133Aを搭載したデュアルCPU対応のマザーボードで、米Intel社のPentium IIIを2つ装着したデュアルCPUシステムをローコストで実現できるという。メモリーは、PC100およびPC133のSDRAMとVCM SDRAMメモリーをサポートし、最大2GBまで搭載可能。システムクロックは66~152MHzまで7通り、CPU倍率は3.0~9.5倍まで設定可能で、CPUの電圧を自動認識して調整する。シンガポールのCreative Technology社製のCT5880PCIサウンドチップがオンボードで搭載されているほか、Gigabyteの独自技術であるDual BIOSを採用したことで、BIOSのアップデートに失敗したり、ウイルス感染した場合でも、自動的にバックアップBIOSを使用してシステムを起動できるという。
また、バーテックス リンクでは、BIOS ROMの書き換えサービスや、アンチウイルスソフト『アンチドート』の無料提供を行なうという。