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シャフト、“iモード”、“EZWeb”、“J-SKY”に対応するWebページを携帯電話から記述できるシステムを開発

2000年08月10日 19時40分更新

文● 編集部 井上猛雄

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福井県のベンチャー企業である(有)シャフトは、企業や店舗などと消費者をONE TO ONEで結びつけるための携帯情報通信サービスシステム“MobileBIZ”を開発、9月より本サービスを開始すると発表した。

“MobileBIZ”は、携帯電話向けのホームページ制作や、メール一斉配信サービスをべースとして、さまざまなオプションサービスを用意している。基本となるホームページの作成には、“SHML言語”(※1)をサポートしたアプリケーション開発インターフェースを採用。パソコンを利用せず、携帯電話だけで、“iモード”、“EZWeb”、“J-SKY”に対応するWebを作れるようになる。

※1 SHML(SHaft Markup Language) 同社が開発したマークアップ言語。“SHML”を使えば“iモード”、“EZweb”、“J-SKY”の3規格全てに対応したウェブページを記述できる。SHMLで動作する様々なアプリケーションの開発パートナーも募集している。パートナーには、各種ドキュメントの提供と、開発用サーバーの開放を行なう予定

左が携帯電話での表示ページ。右は“SHML”のソース

まず8月中旬より、Web制作機能とメール配信機能を備えた“eマーケティングパック”を限定50パックほど用意する。初期費用は1万円、月額利用料は5000円。本格的なサービス開始は9月から。

また、独自ドメインで運用できる携帯電話専用ホスティングサービス“ホスティングスタンダード”も9月下旬より開始する。こちらは、管理ツールとして、PCで利用できるコンテンツ管理アプリケーションをASP形式で提供するもの。初期費用は5万円、月額利用料は2万円となっている。

これ以外に予定している拡張オプションサービスとして、予約システム(9月上旬)、在庫確認システム(9月上旬)がある。このほか、ポイントシステムや顧客管理システム、グループウェアなどにも随時対応していく予定。

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