インプライズ(株)は9日、サポートサービス体系“Inprise/Borland Global Support”を9月1日に開始すると発表した。
“Inprise/Borland Global Support”は、エンタープライズ製品の技術サポートを、利用頻度が高くないユーザー向けの“インシデント(個別案件) サポート”と、充実したサービスを求めるユーザー向けの“年間契約サポート”の2種類のパッケージサービスとして提供するもの。
“インシデント サポート”には、『Delphi』、『C++Builder』、『JBuilder』などのRADツール製品の登録ユーザーが、初回問合せから30日間無償・無制限でインストールに関する質問を電子メールで行なえる“Install Assist(インストール・アシスト)”のほかに、『Inprise Application Server』、『VisBroker』を含めた全インプライズ製品のサポートを、インシデント数を基準に、1/8/12インシデントのパッケージにしたサービスがある。料金は2万8000円より。
“年間契約サポート”には、申込みから1年間、全製品のサポートがインシデント数無制限で受けられ、メンテナンスリリースも入手できる“Gold Support(ゴールド・サポート)”(料金は60万円より)と、重大な障害と認定された場合の個別のバッチ提供サービスが付加された“Platinum Support(プラチナ・サポート)”(同300万円より)がある。“Platinum Support”のオプションとして、TAM(テクニカル・アカウント・マネージャー)が責任を持って特定顧客の窓口となりサポートチームを結成する“TAM Option”(同400万円より)や、24時間・365日サポートを受けられる“Mission Critical 24×7 Option”(同500万円より)なども用意する。
同社では、これらのサービスを利用することで、ユーザーが豊富な知識を持つサポートチームのバックアップ体制のもと、インプライズ製品を使用した迅速な開発や、安定した運用管理が行なえるとしている。