(株)インテックは9日、“iモード”や“EZweb”などに対応した携帯電話を利用して業務アプリケーションを提供するASPサービスを9月22日に開始すると発表した。同社が設置する“インテックモバイルセンター”において、現存のインターネットコンテンツを携帯電話用に変換するサービスを提供する。まず北陸でサービスを開始し、来年4月までに全国展開する考え。業務アプリケーションの初期開発費用や、技術者の確保などの負担がないことから、中堅・中小企業や地方自治体での採用を見込んでいる。
このサービスの構築には日本オラクル(株)の携帯情報端末向けミドルウェア製品『Portal-to-go』を採用。インテックは今後、流通やサービスなどさまざまな業界に対応した業務アプリケーションの開発を進める構えで、携帯電話各社との協業も視野に入れているという。