このページの本文へ

ウェザーライン、天気と暮らしの情報を結びつけたポータルサイトをオープン。今日の心の天気模様はなに? 

2000年08月08日 19時53分更新

文● 編集部 井上猛雄

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

気象情報の配信サービスなどを行なう(株)ウェザーラインは8日、天気の情報を中心としたポータルサイト“われら、お天気応援団!! The All Weather Network”(TAWN)を10月1日よりオープンすると発表した。

The All Weather Network”トップページ(イメージ画像)

TAWNは、天気と暮らしの情報を結びつけて、さまざまなサービスや出会いの場を提供するサイトを目指す。主な内容は以下のとおり。

“まちのお天気応援団のコーナー”では、インクリメントP(株)の地図データベースを利用し、48時間先までの天気を地域別に表示できるようにする。その地域ごとの広告をリンク提供することで、さまざまなプロモーションが可能になる。

また、“今日のお天気応援団”のコーナーにある“心の空模様”では、一般ユーザーからアンケートをとり、ユーザーが何を考えているのか、なにをやろうとしているのかといった“今日の気分”を調査する。“晴れ気分”、“くもり気分”、“雨気分”といったユーザーの気持ちに対し、その気分に合った商品を会員企業が販売したり、関連情報を提供するというもの。商品販売に関しては決済システムも導入する。

“心の空模様”のコーナー(イメージ画像)

さらに、その日のお天気にあったBGMをダウンロードできる“お天気ミュージックナビダス”、天気の体感を全国投票する“人間アメダス”、お天気にあった料理の“レシピ”を紹介するコーナーなども用意。

同社の代表取締役社長の高塚哲広氏は、「メディア向けに気象情報サービスを提供してきた。気象情報は、あって当たり前のコンテンツと考えられているが、キラーコンテンツになりうるもの。“たかがお天気、されどお天気”だ。あいさつする時はいつもお天気の話から始まる。ユーザーが“天気”を共有することで、コンテンツを見るだけでなく、出会いの場となるようなコミュニケーションツールにしていきたい」と抱負を語った。

ウェザーライン(株)代表取締役社長の高塚哲広氏。朝日放送にアナウンサーとして勤務したのち、大手民間気象会社を経て、同社を設立

なお、広告や企業情報を提供できる企業会員の費用は、一般企業会員が100万円(1年間)、バナー広告はトップページヘッダーの例で150万円(1週間)、広告掲示板10万円(1ヵ月)、会員アンケート調査10万円(1回)、リンク2万円(1ヵ月)となっている。一次募集(2000年8月末日)において一般企業会員になった場合は、掲示板、アンケート、リンクサービスの年間費用が無料となる。このほか、一般企業会員向けの特典として、福利厚生システムやITセミナーに参加できるサービスも用意している。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン