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オムロンアルファテック、EMCジャパンとストレージ製品の販売、保守において業務提携――ストレージ製品『Clarix FC4500』の販売も開始

2000年08月03日 20時14分更新

文● 編集部

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オムロンアルファテック(株)は8月3日、イーエムシー ジャパン(株)(EMCジャパン)とストレージ製品『Clarix(クラリックス)』の日本国内における販売基本契約を締結したと発表した。同時に企業の部門向けのミッドレンジストレージ装置『Clarix FC4500』の販売を開始したと発表した。価格は1700万円より。

『Clarix FC4500』

今回の業務提携は、広範で高度なストレージソリューションの提供を強化することを目的としたもので、オムロンアルファテックが日本国内における『Clarix』の販売、保守サポートを行なう。同社は、'99年に米EMC社が買収した米データ・ジェネラル社(DG)製のストレージ製品を、'93年から扱っていた関係で、経験と実績、顧客ベース、保守サポートがEMCより評価され今回の提携に繋がったとしている。なお同社は、DGのストレージ製品『CL/FCシリーズ』の保守サポートも引き続き行なう。

今後、EMCジャパンから供給されるストレージ製品については、これまでオムロンアルファテックが独自ブランドとして使っていた“Centric Wave”から、すべてEMCジャパンと同じ“Clarix”ブランドに統一する。

『Clarix FC4500』は、大規模業務用ーサーバー、企業基幹情報システム、ASP、ISPなどの事業向けのストレージ製品で、すでに販売しているフルファイバーチャネルストレージ製品の最上位機種にあたる。データ転送速度が毎秒最大176MBで、入出力性能は毎秒3万2000回。最大ディスク容量は3.6TB。RAIDレベルは0、1、1/0、3、5で同時混在が可能。最大ケーブル長は銅線が30mで、光ファイバーは500m。ラックマウント型のサイズは幅44.5×奥行き69.2×高さ26.6cmで、重さは最大52kg。ほかに19インチラック型も用意する。

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